「結婚するなら年収500万円以上でないと…」そう思う女性は多いのではないでしょうか。
しかし、年収500万円以上の男性はあなたが思っているよりも少ないことをご存じでしょうか。
この記事では、年収500万円以上の男性の割合、高収入男性を希望する女性の心理、そして年収500万円以上の男性と成婚するためのポイントについて解説します。
ここでは、年収500万円以上の割合を年代別、業種別、日本全体の平均の3つの視点でみていきます。
引用:国税庁・業種別および年齢階層別の給与所得者数・給与額
まず、それぞれの年代別の平均年収をみていきましょう。
年代 | 平均年収 |
20〜24歳 | 263万円 |
25〜29歳 | 369万円 |
30〜34歳 | 409万円 |
35〜39歳 | 444万円 |
40〜44歳 | 476万円 |
45〜49歳 | 499万円 |
という結果になりました。
つまり、結婚を意識する20代〜40代の平均年収は500万円に達しないということです。
これはあくまでも平均年収のため、実際にはこの年齢層でも年収500万円以上の人は存在します。
しかし、この数字からみてもその割合は低いといえるでしょう。
では、年収500万円を業種別にみるとどうでしょうか。
ここでは、それぞれの業種別の平均年収をみていきます。
業種 | 平均年収 |
建設業 | 490万円 |
製造業 | 513万円 |
卸売業・小売業 | 375万円 |
宿泊業・飲食サービス業 | 259万円 |
金融業・保険業 | 627万円 |
不動産業・物品賃貸業 | 423万円 |
運輸業・郵便業 | 435万円 |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 824万円 |
情報通信業 | 598万円 |
学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援 | 517万円 |
医療・福祉 | 400万円 |
複合サービス事業 | 411万円 |
サービス業 | 359万円 |
農林水産・鉱業 | 296万円 |
これらは、結婚適齢期ではなくすべての年齢の平均値です。
業種によってかなりの開きがあることがわかります。
特に「電気・ガス・熱供給・水道業」の824万円や「金融業・保険業」の627万円は、500万円を大きく超えて、高収入といえるでしょう。
一方、「卸売業・小売業」や「宿泊業・飲食サービス業」はいずれも500万円に到達していません。
また、これらの業種は将来的にも500万円に届かない傾向があります。
では、日本人全体の平均年収についてみていきましょう。
令和元年の日本全体の年収は436万円でした。
男女別にみると、男性が540万円、女性が296万円です。
つまり、男性全体の平均年収は500万円を上回るということです。
では、年収ごとの割合を紹介します。
年収 | 男性 | 女性 |
300〜400万円 | 16.6% | 17.5% |
400〜500万円 | 17.5% | 10.5% |
500〜600万円 | 13.5% | 5.5% |
600~700万円 | 9.0% | 3.0% |
700~800万円 | 6.4% | 1.6% |
800~900万円 | 4.5% | 0.8% |
900~1,000万円 | 3.0% | 0.5% |
1,000~1,500万円 | 5.5% | 0.8% |
1,500万円以上 | 2.1% | 0.4% |
500万円以上の年収の男性は47%と半数近く存在しますが、これは年齢が19歳〜70歳以上の全年齢の平均年収のデータのため、結婚適齢期のみの場合は少なくなります。
このように、日本全体でみても年収500万円以上の男性は多くないといえるでしょう。
では、なぜ女性は年収500万円以上の男性を希望するのでしょうか。
ここでは、年収500万円以上の高収入男性を望む女性の心理について解説します。
男性に年収500万円以上を望む女性は、ある程度余裕のある暮らしができることを夢見ています。
たとえば、夫婦共働きで自分の給与が300万円の場合、男性の給与と併せた世帯年収は800万円となり、家のローンや子供の養育費などを差し引いても、ゆとりのある暮らしが可能です。
このように、女性の場合は現実的に年収や将来の生活設計を考えた結果として、年収500万円の男性がよいと判断しているのです。
また、女性の場合、結婚したら仕事を辞め専業主婦になりたいという人も少なくありません。
専業主婦になるためには、男性の年収だけで生活しなければならないため、最低でも500万円以上の年収は欲しいと感じています。
それ以下だと、生活のレベルを落とす必要があり、専業主婦になることは難しいでしょう。
ただし、最近の婚活事情では男性は共働きを望む傾向があります。
結婚して専業主婦になりたいという女性は、敬遠される可能性があることは頭に入れておきましょう。
女性は、見栄やプライドが男性よりも高い傾向にあります。
結婚する相手が自分の年収より低ければ男として頼りないと感じてしまうでしょう。
そのためにも、自分の年収よりも多い500万円以上の年収の男性を望みます。
年収500万円以上といえば友人にも自慢できる高収入です。
友人に夫の話をする際に、「夫の年収を自慢したい」女性は一定数存在します。
そのような女性の見栄やプライドを満たすため、年収500万円以上を望む女性も少なくありません。
年収500万円は婚活市場では「夢見すぎ」と言われることがあります。
では、夢見すぎと言われる理由はどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、年収500万円は夢見すぎと言われてしまう2つの理由について解説します。
日本人の平均年収について前述しましたが、高所得者の多くは関東に集中しています。
東京、千葉、埼玉は平均年収が高く、地方に行けばいくほど年収が下がります。
たとえば、九州や沖縄、北海道では、年収500万円以上を超える人は一握りです。
そのため、地方に行くと「年収500万円は夢見すぎ」と言われてしまいます。
また、年齢によっても年収500万円の壁は高く、20〜30代の年収平均額は、300万円台後半から400万円台前半で、年収500万円を超える人は極めて少ないでしょう。
婚活をする年代は主に20〜30代ということから、年収500万円のハードルは高いといえます。
では、年収500万円以上の男性と結婚するのは無理なのでしょうか。
結論からいうと、無理ではありませんが、非常に狭き門だといえます。
そもそも、婚活をしている20〜30代で年収500万円以上の男性は少ないのが現実です。
しかし、結婚相談所では20〜30代でも年収500万円以上の男性を見つけることが可能です。
ここでは、婚活で年収500万円以上の男性と成婚するための3つの方法について解説します。
婚活をしている男性の中で、年収500万円を超える男性の数は非常に少ないといえます。
その少ない中で自分の希望条件をあれこれ提示したら、ほとんどの男性は該当しないでしょう。
つまり、年収500万円以上を望むなら、他の条件を緩め、おおらかな目でみる必要があります。
年収が高い男性こそ、お金に関心を持つものです。
株、FXといった金融に関する知識が無いと、年収が高い男性とは話が通じないこともあるでしょう。
高収入の男性と付き合うなら、金融に関する知識を身につけておきましょう。
すべての男性とは言いませんが、高収入の男性が望むのは「家庭的な女性」です。
家事全般が得意で、料理が上手で、あまり派手すぎない生活を送るような女性に興味を持ちます。
このため、年収が高い男性に認められたいなら家庭的な女性であることをアピールしましょう。
ここまで現実に年収500万円以上の男性の割合や、年収500万円以上の高収入男性を希望する女性の心理、そして年収500万円の男性と成婚するためのポイントについてみてきました。
女性の場合、将来専業主婦になりたい、余裕のある暮らしがしたいなどの理由で、年収500万円以上の男性を希望するケースが多いことがわかりました。
しかし、20〜30代の男性の平均年収は300万円代となり現実とのギャップがあります。
それが、年収500万円以上は夢見すぎといわれる理由です。
それでも、どうしても年収500万円以上の男性と出会いたい、という人は「結婚相談所」に入会することをおすすめします。
結婚相談所は入会費、月会費など費用は高いですが、身元の確かな男性に会うことが可能です。
むしろ結婚相談所は費用がかかるため、高収入の男性が多い傾向があります。
年収500万円以上という人も少なくありません。
年収にこだわるのであれば結婚相談所に入会しましょう。
結婚相談所グランパスパートナーズでは、実績あるプロのカウンセラーがあなたの悩みの相談を受け付けています。
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