婚活市場で高い人気を誇る女医ですが、世間で言われるほど順調に結婚ができるわけではありません。
女医の仕事は想像以上にハードで、勤務時間外でも緊急の呼び出しがあったり、仕事内容も人の命に関わるため、ストレスと隣り合わせの職業です。
日頃の忙しさから恋愛する時間を作れないということが、女医が晩婚になる原因になるでしょう。
この記事では、忙しく自分の時間が取れない女医の結婚事情や結婚相手、そして、結婚相手に求める条件について詳しく解説します。
女医がどのような職業の男性を選ぶかを解説する前に、女医の結婚事情について見ていきましょう。
北海道医療大学の『医師・看護師の婚姻状況』(2013年)によると、20歳〜59歳の未婚率が女性全体で32.0%であるのに対し、女医では47.9%と一般女性より15%ほど高い結果でした。
上記の結婚状況を見る限り、女医は決して結婚に有利な職業ではないことが分かったかと思います。
また、女医の結婚の時期ですが、女性全体の平均初婚年齢が31.6歳であるのに対し、女医の平均初婚年齢は34.9歳と初婚年齢も一般女性に比べて高い傾向にあります。
これは、20代〜30代前半は医師として研鑽を積む時期だからです。
この時期が終わり、自分の時間が取れた時に、はじめて結婚を考えることが理由だと考えられます。
では、首尾よく結婚できた場合、女医は仕事を続けられるものでしょうか。
結婚した女医は家庭と仕事の両立が大きな課題となります。
結婚相手も医師が多いことから、家庭を優先するために退職を余儀なくされることもあります。
厚生労働省の「女性医師に関する現状と国における支援策」によると、女医の30〜35歳になると、就業率は右肩下がりの76.0%という結果になりました。
妊娠・出産をきっかけに休職や時短勤務に移り、子どもが保育園や小学校に入学するタイミングで復職するというケースが多いです。
逆に、残りの24%は結婚や出産を機に仕事を辞めていることになります。
このように、結婚後の女医の就業率は思ったほど高くないことが分かるでしょう。
女医はどのような出会いを経て、どのような男性と結婚しているのでしょうか。
ここでは、女医の結婚相手について詳しく見ていきます。
日本医師会の「女性医師の勤務環境の現況に関する調査報告書」(2017年)によると、女医の結婚相手の64.8%は男性医師という結果になっています。
繰り返しになりますが、女医というのは一般の職業に比べて、勤務時間も長時間であり激務です。
そのため、職場以外で出会う確率が低く、結果的に同じ職場内で結婚相手を見つけることが多いです。
同じ医師同士であれば、学歴や収入も高く、同じ価値観の男性を見つけやすい点も医師同士の結婚が多い理由といえるでしょう。
女医として働いていると、時間的な余裕がないため、職場以外で結婚相手を見つけることは困難です。
そのため、時間にゆとりがある学生時代に出会った男性と結婚するケースも少なくないようです。
学生時代に知り合った相手であれば、よく知っているため、結婚に向けた交際に進みやすくなります。
医師という仕事柄、上司や親戚、友人などから男性を紹介されることも少なくないでしょう。
職場以外での出会いが少ない女医の場合、このように周りからの紹介から「お見合い」を通して結婚するというケースも珍しくありません。
では、女医は結婚相手にどのような条件を求めているでしょうか。
ここでは、多くの女医に共通する下記の3つの条件について詳しく解説します。
医師という仕事は、一般の仕事と違い特殊な仕事です。
人間の命を扱うため、時には勤務時間外や休日にも急患で職場に呼び出されることもあります。
そのため、医師という仕事を十分理解していないと、結婚生活がうまくいかないことも多いでしょう。
女医が結婚相手に望む一番の条件は、医師という仕事を理解してくれるかどうかです。
女医の場合、親族も医師である場合が多く、比較的裕福な環境で育っていることが少なくありません。
医師の家族は、一般家庭と違う点も多く、一般人では生活スタイルが合わないことも多くなります。
しかし、相手も同じような環境で育っていれば、生活のスタイルも似ていることから、違和感なく暮らしていくことが可能です。
そのため、女医の場合は結婚相手と家庭環境が似ていることを結婚の条件に挙げることも多いです。
自分と同等以上の大学を卒業し高年収であることも、女医が結婚相手に求める条件の一つです。
女医の場合、一般のサラリーマンに比べて高収入になります。
もし女医と結婚した場合、男性が収入格差に引け目を感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、自分と同等以上の収入の男性であれば、引け目に感じず、交際することが可能でしょう。
そのため、自分とあまり変わらない収入であることを結婚相手に求めることが多いです。
また、会話の話題一つとっても、知的レベルが釣り合わないとお互いにストレスになります。
学歴が同等のレベルであれば、会話でのズレも感じずに付き合うことが可能でしょう。
自分と合った価値観、家庭環境、高収入など女医が結婚相手を探すには大きなハードルがあります。
では、どのような方法で結婚相手を探すのでしょうか。
最近流行りのマッチングアプリでは、なかなか希望の相手にたどり着くことは難しいでしょう。
ここでは、女医が結婚相手を探す代表的な2つの方法について解説します。
まず、女医が結婚相手を探す一般的な方法は、友人や同僚からの紹介です。
この方法は、女医にとって最もスムーズに結婚まで進めやすい方法です。
友人や同僚は、医学部時代の友人や同僚の医師などの医療関係者になります。
当然、そういう方が紹介してくれる人も似たような生活環境であることがほとんどです。
そのため、医師とサラリーマンというように、住む世界が違う人より、何かしら医師と関係する人を紹介してくれるため、女医にとって、友人や同僚からの紹介は大変有意義な婚活方法となります。
女医と収入的に釣り合う職業となると、同じ医師同士または会社経営者や士業などでしょう。
このような職業は、婚活パーティーやマッチングアプリで探すのは非常に困難です。
しかし、結婚相談所では様々な職業の高年収男性が数多く在籍しているため、女医にとって非常に有効な婚活方法になります。
また、会員プロフィールが信頼できるという点も安心材料です。
結婚相談所では、入会時、独身証明書の他に収入証明や卒業証明の取得が義務付けられます。
そのため、結婚相談所のプロフィールの内容に間違いはありません。
そのような点も女医が安心して婚活ができるポイントになるでしょう。
ここまで、女医の結婚事情や結婚相手、そして女医が結婚相手に求める条件について見てきました。
女医という職業は、一般的な仕事と違い、人の命を扱う非常に責任の重い仕事です。
そのため、勤務時間も不規則で、休日でも急患があれば呼び出されることもある仕事です。
また、女医自身も収入も高いことから、男性にも自分と同等の収入や学歴を望むことも多いです。
忙しさなどから婚活方法も限られており、友人・同僚の紹介や結婚相談所が主な婚活方法になります。
首尾よく結婚できても、お相手も医師の場合が多く、夫との家庭を優先するために退職を余儀なくされることもあり、一般の女性と比べても女医の結婚は難しいといえるでしょう。
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