「今は独身で快適な生活を送れているけれど、将来を考えると不安になる」という方もいるでしょう。
男性が生涯独身でいることは、メリットとデメリットがあります。
若い頃はそれほどデメリットを感じないかもしれません。
年齢を重ね、特に50歳を過ぎて老後を迎える頃には、デメリットを実感することが増えるでしょう。
この時点で「もっと早く婚活していれば良かった」と後悔しても、取り返しがつきません。
この記事では、独身男性のメリット・デメリット、さらに独身男性が待ち受ける厳しい現実を解説します。
後悔のない人生を送るためにも、今から自分の未来について真剣に考えてみましょう。
国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集」では、2020年の50代男性の未婚率は28.25%です。
これは、2000年の12.57%に比べて倍以上に増加しており、この傾向は今後も続くと予想されます。
確かに、独身でいることは時間やお金に余裕があり、自由な生活を送れると言えるでしょう。
しかし、生涯を通じてその自由を維持できるかというと、必ずしもそうではありません。
この章では、独身男性が直面する可能性のある5つの厳しい現実について解説します。
独身男性が直面する深刻な課題の1つが、高齢の両親の介護です。
兄弟が家を継いでいる場合は介護を分担できる可能性がありますが、自分が長男であれば注意が必要です。
両親の世話を1人で担うことが避けられません。
介護には、「寝たきり」「認知症」「重度障害」などが含まれる場合があります。
場合によっては仕事を辞めざるを得ない状況になることもあります。
状況次第では、老人ホームへの入所が選択肢となりますが、両親がそれを受け入れない場合、自宅で身の回りの世話や食事、入浴などを1人でこなさなければならない可能性があります。
独身男性が老後に直面しやすい課題の1つが、経済的な余裕の欠如です。
若い頃から計画的に老後資金を蓄えていれば問題はありません。
しかし多くの人は独身生活を優先し、将来への備えが十分でない場合があります。
結婚していれば、定年後も夫婦の年金収入を合わせて生活することが可能です。
独身の場合は自分の年金だけで生計を立てる必要があるため、生活が厳しくなるリスクが高まります。
独身男性が直面しやすい課題の1つは、自分が病気になった際に頼れる人がいないことです。
たとえば、脳卒中などで倒れた場合、たとえ一命を取り留めたとしても、その後のリハビリや日常生活のサポートが必要になる可能性があります。
結婚していれば配偶者に支えてもらえますが、独身の場合は介助や生活支援を他者に頼らざるを得ません。
介護ヘルパーや公的機関を活用する選択肢もありますが、その分経済的負担の増加は避けられません。
このように、病気やケガの際に身近な支えがないことは、独身で生きる上で大きな課題となるでしょう。
政府が実施した2020年度の人口動態調査によると、結婚している男性の寿命の中央値は81.6歳です。
一方、独身男性の寿命の中央値は67.2歳と、14年の差があることが分かりました。
この差の主な要因は、生活習慣、とりわけ食生活の栄養バランスや運動習慣の有無とされています。
独身男性は自炊の頻度が低く、偏った食生活になりがちです。
結果として「脳卒中」や「心臓病」といった生活習慣病のリスクが高まるといわれています。
研究によれば、これらの疾患による死亡率が既婚よりも独身の方が高い傾向が示唆されています。
こうしたリスクを軽減するには、定期的な健康診断を受け、日々の生活習慣を見直すことが重要です。
独身男性は自由で気楽な生活を送っているイメージがある人も多くいるのではないでしょうか。
一方で、独身男性は、既婚男性よりも幸福度が低いというデータがあります。
これは、明治安田総合研究所が行った「男性の幸せに関する意識調査」によるものです。
「男の幸せは何か?」という設問に対して、多くの人が「幸せな家庭を作ること」を挙げました。
この結果から、男性にとって結婚し家族を守ることが幸福感を得る一因となっていると考えられます。
一方で、独身男性の幸福度が低い背景には、孤独感や社会的つながりが不足していると考えられます。
結婚という選択が必ずしもすべての人に幸福をもたらすわけではありませんが、家庭を持つことが多くの男性にとって精神的な充実感をもたらしていることは確かでしょう。
では、なぜ生涯独身の男性が増えているのでしょうか。
ここでは、生涯独身男性が増加している4つの理由について解説します。
1つ目の理由は、自分の時間やお金を自由に使うことを重視する人が増えているからです。
結婚すると、家族や子育てに充てる時間が増加し、自分の時間や自由が制限されることがあります。
一方で、独身であれば、転職や趣味を続けることも、自分の判断で気軽に選択できます。
さらに、現代では、家事代行サービスや外食、コンビニ弁当などが普及しています。
独身者でも快適な生活を維持しやすい環境が整っています。
これらの理由から、「結婚しない」という選択をする男性が増加しています。
独身生活を謳歌したい男性がいる一方で、「結婚したい」と考えながらも、異性との出会いがなく、仕方なく孤独な生活を送っている男性も少なくありません。
国立社会保障・人口問題研究所の「第15回出生動向基本調査」では、「いずれは結婚しようと考える未婚男性の割合」は85.7%と非常に高い割合になっています。
このデータは、多くの男性が結婚を望んでいる一方で、出会いがない現実を浮き彫りにしています。
年収が低い、派遣などの非正規雇用など経済的な理由で結婚が難しいと考える人も少なくありません。
内閣府男女参画局の「令和3年度男女共同参画白書」では、2020年度の非正規雇用の男性は22.2%です。
前年よりは低下したものの、一定数存在していることが分かるかと思います。
経済的に難しいという理由から「結婚したくてもできない」男性も少なくありません。
男性の中には、自分の好きな趣味や仕事に集中するため、結婚を諦めている人も少なくありません。
現代では、インターネットやテクノロジーの進化により、娯楽や趣味の選択肢が大幅に広がりました。
スマホゲームやYouTubeといったコンテンツなど充実した時間を過ごす手段が増えています。
また、仕事でも研究職や海外出張が多い仕事の場合は家族の犠牲を伴います。
そのため家庭との両立は難しいと考え、結婚を選ばない決断をする男性も存在します。
さらに、現代は「成人男性が必ず結婚すべき」という価値観が変化しています。
価値観の多様化に伴い、自由に生活できる独身生活を選ぶ男性も増えています。
ここまで、生涯独身でいる男性が増えている理由について見てきました。
では、独身で生きていくことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、生涯独身のメリットについて解説します。
生涯独身で生きていくことの最大のメリットは、気楽に生きられることです。
周りのしがらみに気をつかわずに、自分がやりたいことだけしても許されます。
具体的には、以下のようなケースが挙げられます。
独身であれば養う家族も無いため、自分の人生は自分で決めることができます。
そのため、周りに気をつかわずに気楽に生きることができるでしょう。
2つ目のメリットは、稼いだお金を自分のために使える、自分の時間は自分のために使えることです。
結婚すれば、家族や子供のためにお金や時間を使わなければなりません。
しかし、独身であれば好きなようにお金や時間を使えるでしょう。
子供1人あたりの生涯の養育費は、2,700万円~4,100万円といわれています。
このお金をすべて自分のために使えるメリットは非常に大きいでしょう。
最近では、早期リタイア(FIRE)を目指している男性も少なくありません。
FIREとは、「年間支出の25倍の資産を確保し、不労所得のみで働かずに暮らすこと」を意味します。
子育てや家族のために支出する金額を投資に回すこともできます。
嫌な仕事を早めに退職するという生き方は、独身男性であれば充分魅力的でしょう。
現在は独身男性も増え、自分の人生を自由に設計することが可能な時代です。
その中で、生涯独身を貫くという生き方もひとつの選択肢になるでしょう。
では、男性が生涯独身を貫くためには、どのような準備が必要になるでしょうか。
ここでは、独身を貫くために準備することを解説します。
独身男性にとって、もっとも大きなリスクは老後資金の問題です。
独身男性には子供がいないため、高齢になった際、頼りになる人がいません。
頼りになるものは唯一、お金だけという状況になるでしょう。
そのためにも、若いうちから老後資金を貯蓄していく必要があります。
独身男性は、家族に使うお金がない分を投資に回すなどして、老後資金を蓄えておく必要があります。
独身男性には病気になったときに、助けを求めることができる妻も子供もいません。
そのため普段から、健康管理を徹底しておく必要があります。
たとえば、スポーツジムに通う、健康に気を付けた食生活を心がけるなどを行う必要があるでしょう。
もし病気になった際は、休職中に保険金がもらえる就業不能保険に入っておくこともオススメします。
独身男性の場合、妻や子供がいないため「いざという時」に頼る相手がいないことがデメリットです。
そのために、家族以外の人と良好な人間関係を築いておくことも重要です。
独身男性は、お金や時間に自由である一方、「家族を守る」というような生きる目的がありません。
いくら自分が好きな趣味や仕事に没頭できても、「家族を守る」というモチベーションに敵いません。
独身男性は年齢を重ねるごとに「自分は何のために生きるのか?」と不安を感じることも多いでしょう。
そのため、自分の人生の指針となる「生きる目的」を見つけることが重要です。
ここまで、独身男性の悲惨な末路や、独身でいることのメリットについて見てきました。
現在は結婚も生涯独身も、自由に選択できる時代です。
どちらが良くてどちらが悪いということはありません。
しかし、この機会に「結婚することのメリット」ついても改めて考えてみるとよいでしょう。
結婚することのメリットは、共働きで家族収入が増えることです。
たとえば、非正規社員で年収が低く、それが理由で結婚ができないと諦めている場合は解決できます。
共働きでそれぞれが稼ぐことができれば、家庭を持つことも充分可能でしょう。
また正社員で平均的な収入の場合でも、家族収入が増えることにデメリットは何もありません。
特に40代以降で結婚することのメリットは、老後の親の介護問題がある程度解消されることです。
前述しましたが、あなたが家を継いでいる場合は注意が必要です。
両親に何かあった際には、あなた1人で両親を介護しなければなりません。
その場合、介護のレベルによっては仕事を辞めなければならないケースもあるでしょう。
もし妻がいれば、両親の介護をサポートしてくれる可能性もあります。
また、親の介護だけでなく、自分が病気になった場合も、妻の役割は非常に大きいと言えるでしょう。
結婚して妻の料理を食べることで、自然とバランスの取れた食生活を送ることができるでしょう。
手作りの料理は外食に比べて塩分や脂肪分が控えめになりやすく、健康管理に役立ちます。
また2人で健康意識を共有し、ウォーキングやジム通いなどの習慣を取り入れる夫婦も増えています。
1人ではモチベーションを保つことが難しい運動も、パートナーと一緒なら継続しやすいでしょう。
このように、結婚生活を通じて健康的な生活習慣を築きやすいことも、メリットの1つといえます。
もし、「このまま生涯独身でいるのも不安だな…」「いい人がいれば結婚してもいいかな」と思う男性は、結婚相談所を利用して婚活をすることを強くオススメします。
結婚相談所には、幅広い年齢の会員が多く、それぞれが結婚することを望んでいます。
また、今まで独身生活を送り恋愛経験が少ない方にも、安心して婚活できる環境となっています。
経験豊富なカウンセラーが担当するため、婚活についてのアドバイスを受けることも可能です。
ここまで、独身男性の悲惨な末路や生涯独身でいることのメリットやその準備について見てきました。
独身男性は、若いうちはお金や時間を自由に使えて人生を謳歌できます。
しかし年齢を重ねていくうちに、以下のような問題が必ず発生します。
これらの問題が、50代から老後に向けて訪れるのは目に見えています。
記事を読んでいる段階で「悲惨な末路を迎えたくない」と思った方は、行動しましょう。
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