婚活を始めてもなかなか出会えない、希望通りの条件の人が全然いないなどと悩んでいませんか?
その原因は、結婚相手に対して高望みしすぎているからかもしれません。
特に女性の場合は、結婚相手に自分のスペックよりも高望みしてしまう傾向があります。
この記事では、高望みをする女性の特徴と高望みする理由、妥協するポイント、そして理想通りの結婚を叶えるためにやるべきことについて解説します。
「高望みしているから結婚できない」とよく聞きますが、「高望み」とはどのような意味でしょうか。
婚活における高望みとは、自分のスペックと比較してはるかに高い条件を求めることを指します。
自分の婚活市場価値を大きく上回る異性にアプローチしても、相手にされません。
たとえば「年収300万円で容姿普通の34歳事務員女性」が、「年収1,000万円の一流企業の30歳イケメン男性」を希望した場合、お互いのスペックに乖離があるため、マッチングする確率は非常に低いでしょう。
このように、自分の婚活市場での価値よりも大きく上回る相手を望むことが高望みと定義されます。
では、婚活での市場価値はどのように決められるのでしょうか。
ここでは、婚活市場価値を決定づける5つの条件について解説します。
内閣府の「男女共同参画白書」によると、男性の大学進学率は57.7%です。
過半数の男性が大学へ進学していることが分かります。
そのため大学卒の男性を希望すること自体は、高望みとは言えません。
しかし、「GMARCH」とよばれる大学卒以上の男性を望む場合、高望みと言われるケースがあります。
※GMARCHとは、学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政大学のことを指します。
一般的に偏差値60以上の大学卒を希望する場合、高望みと認定されてしまっても仕方がありません。
自分の収入よりも高い収入を望むことが、一概に高望みと言われるわけではありません。
たとえば「年収300万円の30歳OL女性」が「年収600万の30歳男性」を希望した場合は、高望みでしょう。
参考のため、サラリーマンの平均年収は以下の通りです(国税庁による民間給与実態統計調査より出典)
上記のデータでは、30歳男性の平均給与額は458万円です。
仮に希望額が年収600万円の場合、45歳以上の平均給与となり、30歳で600万円は高年収となります。
高望みをすると該当する男性の数が非常に少なくなってしまいます。
会社員の女性が希望する場合、一般的に高望みしていると言われてしまう職業は医師、弁護士など国家資格が必要であったり、経営者などの社会的地位が高い職業です。
これらの職業は非常に人気が高いため、特定の職業にこだわりすぎることは要注意です。
身長における高望みの基準の1つは「175cm以上」かどうかです。
日本人男性の平均身長は170cm前後です。
そのため平均を上回る175cm以上を希望すると該当者は限られてしまいます。
どうしても、175cm以上を望む場合は、他の条件を緩める必要があるでしょう。
容姿に関しては基準とするものがないため、何を高望みとするかは微妙な判断になります。
一般的な容姿の女性が、イケメンな男性を希望すれば高望みになる場合があります。
他の年収や職業などのスペックと合わせて、お互いの条件が釣り合っているかが問題です。
ただし、容姿に関しては好みに、大きく個人差があります。
そのため、年収など数値で表される条件と比べ、気にする必要性は低いでしょう。
一般的に男性よりも女性の方が高望みしやすいと言われます。
ではなぜ女性に「高望み」が多いといわれるのでしょうか。
ここでは、女性に高望みが多い5つの理由について解説します。
女性が高望みをする最も多い理由は、自分の市場価値を現実よりも高く見積もっていることです。
前述した通り、婚活市場は年収、職業、身長、容姿、学歴などで細かく市場価値が決まります。
多くの場合、釣り合いの取れた者同士でマッチングしカップルが成立します。
高望み女性は、自分の市場価値を実際よりも高く評価してしまう傾向があります。
そのような女性は、希望する相手とのギャップが生じ、マッチングが困難になります。
高望み女性の場合、男性に「自分よりも好条件であって欲しい」という気持ちがあります。
そのため「学歴」「年収」「身長」などのすべての条件を、自分よりも高い相手を求めます。
「結婚する際は男性に頼りたい」という気持ちは理解できます。
しかし明らかに自分よりも高いスペックを求めてしまうと、「高望みしすぎ」と思われてしまいます。
過去につき合った男性よりも、結婚相手のスペックが高いことを望む女性も多く存在しています。
元カレが優秀であれば、その分結婚相手に望むスペックが上がってしまいます。
これは、女性脳と男性脳の違いにより説明できます。
男性は失恋した彼女を、それぞれ個別に記憶できると言われています。
しかし女性の場合、元カレを上書きする考えであるため、より良い条件を求める傾向があります。
現在は、マッチングアプリを利用する女性も急速に増えています。
アプリは男性が先に「いいね」を送り、女性が返すとマッチングが成立するシステムが多いです。
つまり、女性は多くの男性から「いいね」を貰いやすくなっています。
それを「自分はモテている」と勘違いしてしまう場合があります。
そのため、結婚相手にハイスペック男子を求めてしまい「高望み女性」になってしまいます。
女性側が本当にハイスペックで、相手にも良い条件を求めている場合もあります。
最近では、女性の社会進出が進み、責任ある仕事を任されたり、管理職の女性も増加しています。
仕事に熱心で、男性管理職に負けない「キャリアウーマン」も少なくありません。
このようなハイスペック女子の場合、結婚相手にはより高い条件の男性を望むことが多いでしょう。
ハイスペック女性が、自分以上の条件の男性を希望した場合、簡単には見つかりません。
該当者が限りなく少なくなってしまうため、ハイスペ女子でも高望みしていると見られてしまいます。
ここまで、婚活の高望みとは何か、高望みをする女性の特徴についてみてきました。
自分のスペックを理解せずに高望みを続けると、結婚が遠のいてしまいます。
幸せな結婚をするためには、条件を妥協することがオススメです。
ここでは、3つの妥協ポイントについて解説します。
第1のポイントは、学歴にこだわらないことです。
学歴は過去の記録で、結婚に必要なのは今現在のお相手の人柄や能力です。
学歴が高いとしても、その人の評価には直結しません。
学歴が低い場合でも、今の仕事に情熱をもって活躍している人は数多くいます。
現代では学歴は重要ではありません。
あなたが知り合った「今」をどう生きているかを重視しましょう。
第2のポイントは、将来変わるものを重要視しないことです。
将来変わるものとは、具体的には「年収」や「容姿」のことです。
結婚相手を探す際に、年収を気にする人は少なくありません。
しかし、現代では大手企業であってもリストラや配置転換で給与が増減することは珍しくありません。
現在年収が800万だとしても、配置転換で給与が激減する可能性もあります。
給与が減ったときに頑張れる人かどうかが、その人の本当の価値といえるでしょう。
また、容姿についても同様です。今はイケメンでも、歳を取るにつれて必ず変化があります。
人間は年齢に逆らうことはできません。
将来変わる可能性があるものを重視して結婚を決めてしまうと、後悔することもあるでしょう。
第3のポイントは、趣味や価値観が合う人を選ぶことです。
所得や生活環境の違いから、自分と不釣り合いな趣味や価値観の人を選んでしまうと後悔します。
趣味や価値観が合う方が、結婚生活は上手くいきます。
たとえば金銭感覚の違いがあり、欲しい物があったとき、我慢してお金を貯めて購入するタイプと、ローンを組んでも欲しい時に買うタイプでは、お互いを許すことはできないでしょう。
このように価値観は、結婚生活でもっとも重要なものです。
高望みをして、不釣り合いな趣味や価値観を持つ人を選ぶのはやめましょう。
高望みしないポイントを押さえ、高すぎる理想を妥協して、これから婚活を始めると思います。
ここでは、幸せな結婚を叶えるため、やるべきことについて解説します。
まず、相手に高望みしないために、希望する条件を見直しましょう。
今まで、年収、学歴、身長、職業すべてにハイスペックを求めていた場合は1つか2つに絞りましょう。
もちろん求める条件は、自分とある程度釣り合いが取れる範囲に留めることも必要です。
条件に該当する男性の幅が広がり、結婚できる確率が高まるでしょう。
婚活で理想的な結婚を叶えるためには、自分磨きを欠かさないことも重要です。
自分をよりよく見せるためには、髪型や服装、言葉遣いなどに気をつけるようにしましょう。
婚活では、第一印象は非常に重要です。第一印象は、外見で決まるといっても過言ではありません。
もし、太っている場合はダイエットをしましょう。
そして、清潔感のある髪型や服装を心がけることで、自分に自信がつきます。
自分磨きは必ず実践しましょう。
幸せな結婚を叶えるための近道は、婚活のプロのアドバイスを受けることです。
いくら、高望みを妥協しようと考えても、自分では判断がつかないことがあると思います。
何を妥協していいのか?妥協してはいけない条件は何か?が分からないこともあるでしょう。
婚活で困ったときは、プロのカウンセラーに頼りましょう。
結婚相談所では専任のカウンセラーがつくため、第三者の意見をもらうことができます。
高望みをする理由や妥協ポイント、そして結婚を叶えるためにやるべきことについて解説しました。
特に女性は、将来の結婚相手に対して高望みしてしまうことが多いです。
しかし、自分とは不釣り合いなほど高望みをしてしまうと、該当する男性の数は減ってしまいます。
いつまでも素敵な彼氏に出会うことはできないでしょう。
そのため条件だけではなく、その人の性格や人柄を重視して選ぶことをオススメします。
「年収」や「容姿」は、この先変わる可能性があります。
今現在の条件だけで判断せず、性格や人柄など相性がよい男性を選びましょう。
結婚相談所グランパスパートナーズでは、実績あるカウンセラーが悩み相談を受け付けています。
LINEやメールフォームから簡単にお問合せが可能ですので、お気軽にご連絡ください。