「結婚相談所」という存在は知っていても、どんなことをする場所なのかよく分からないという方も多いかと思います。
本記事では、結婚相談所を利用する際の一連の流れや、成婚までの期間、交際のポイントなどを徹底解説します。
結婚相談所の利用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
まずは、結婚相談所に入会するまでの流れをご説明します。
結婚相談所は、大きく分けると次の3つに分類されます。
お相手探しから成婚まで、婚活全体を通してカウンセラーのサポートが受けられる結婚相談所。
手厚いフォローを受けたい方におすすめです。
会員のデータベースから、希望する条件に見合う相手をシステムが検索し、マッチングするタイプの結婚相談所。
自分主体で婚活を進めたい方に向いています。
仲人型・データマッチング型の両方の要素を併せ持つタイプの結婚相談所。大手の結婚相談所は多くがこのタイプです。
婚活をスムーズに進めるためには、自分に合った結婚相談所を選ぶことが大切です。
そのためにも、まずはどんな結婚相談所があるのかを調べるところから始める必要があります。
希望に合う結婚相談所が見つかったら、無料相談を受けましょう。
無料相談では、具体的なサービス内容、結婚相談所の雰囲気、カウンセラーとの相性などを知ることができます。
特に、仲人型の結婚相談所はカウンセラーとの相性が重要ですので、無料相談でしっかりと見極めておく必要があります。
目当ての結婚相談所が決まったら、入会手続きをします。
入会するためには、入会費・月会費・独身証明書などの諸書類が必要となります。
具体的な費用・書類などは結婚相談所によって異なるため、無料相談で確認しておくと良いでしょう。
無事に手続きが完了したら、いよいよ婚活スタートです。
結婚相談所に入会してから、成婚に至るまでの流れは以下の通りです。
仮交際や真剣交際の期間があるなど、一般の交際とは異なる点もあるため、事前に把握しておくと安心です。
結婚相談所に入会をしたら、まずは婚活の方針を決めます。
年齢や年収などお相手に希望する条件だけでなく、「ひと月に最低〇人とお見合いをする」「〇ヵ月以内に成婚する」など具体的な活動目標を決めておくと良いでしょう。
方針が固まったら、プロフィールを作成します。
結婚相談所において、プロフィールはとても大切な「武器」の一つ。
相手に「会ってみよう」と思わせるようなプロフィールを作成することが大切です。
プロフィールの作成・登録が完了したら、お相手探しへと進みます。
仲人型では、会員の中から条件に合うお相手をカウンセラーが紹介してくれます。
一方、データマッチング型では、登録条件をもとにシステムが自動的にマッチングしたお相手が紹介され、気になる相手には自分からメッセージを送ってコンタクトを取る必要があります。
ハイブリッド型では、データマッチング+紹介という形でお相手探しを進めていきます。
なかなかお相手が見つからない場合は、条件を高く設定しすぎている可能性も。
お相手に求める条件を見直すことで、出会いの数が増えるというケースも少なくありません。
お互いに「会ってみたい」と思えたら、お見合いへと進みます。
お見合いの場所は、カウンセラーがセッティングしてくれるケースから、自分でお店選びをするケースまでさまざまです。
2人だけで会うのが不安という場合は、結婚相談所内の個室を利用できるケースもあります。
当日スムーズに会話を進めるためにも、お相手のプロフィールは念入りにチェックしましょう。
共通点やお相手の趣味などを把握しておくと、会話に役立てることができます。
お見合いをしてみて、残念ながら「合わない」と感じた場合は、カウンセラーに伝えてください。
お見合いでお互いに好印象を持つことができたら、仮交際へと進みます。
仮交際とは真剣交際に進む前の友達期間のようなものです。
基本的に、仮交際の期間中は複数のお相手と同時進行でお見合いやデートが可能です。
結婚相談所によって異なりますが、結婚相談所の仮交際は2ヶ月が目安となります。
仮交際の期間を経て「結婚を前提にしたお付き合いに進みたい」と思えたら、真剣交際へと進みます。
仮交際とは異なり、真剣交際では真剣交際に進んだ方としかデートすることはできません。
もちろん、新規のマッチングやお見合いもNGです。
結婚相談所によって異なりますが、結婚相談所の真剣交際は1ヶ月が目安となります。
真剣交際は、お相手としっかり向き合い、お互いのライフスタイル、仕事、子供の考え方などを擦り合わせる期間。
結婚後の生活をスムーズに送るためにも、真剣交際の期間中に、自分の考えをちゃんとお相手に伝えることが大切です。
真剣交際を通じて結婚の意思が固まったら、プロポーズを経て成婚に至ります。
結婚相談所によっては「プロポーズは男性から」と決められているところもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
プロポーズのタイミングや方法について迷うときは、カウンセラーに相談することをおすすめします。
プロポーズ前にカウンセラーを通じて、お相手の気持ちをそれとなく確認することも可能です。
カウンセラーを上手く活用することで、プロポーズをスムーズに進めることができます。
プロポーズが成功したら、晴れて成婚退会となります。
成婚料が必要な結婚相談所の場合は、成婚料を支払って退会となります。
成婚を目指す上で、押さえておくべきポイントをご紹介します。
IBJによると、多くの方が入会から1年~1年半程度で成婚に至るケースが多いとされています。
また、お見合い回数は10~20回程度が平均値となっています。
一方、交際期間については、3ヵ月ほどが目安となっています。
多くの結婚相談所は仮交際や真剣交際の期間を設けており、その期間中に次のステップに進むか決めなければなりません。
一般的には、仮交際は2ヶ月、真剣交際は1ヶ月程度が一つの区切りとされています。
恋愛結婚の場合、交際開始から結婚までにかかる期間の平均は2~4年程度が多いとされているため、結婚相談所での成婚は恋愛結婚に比べて必要な期間が短いと言えます。
お見合いでお相手に好印象を与えるためには、以下のようなポイントや注意点を押さえておく必要があります。
男性はスーツかジャケットが基本。
パンツはセンタープレスのスラックスや細めのストレッチパンツを選ぶとスマートな印象になります。
女性はワンピースやスカートなど、フェミニンな雰囲気の服装がおすすめです。
服装だけでなく、髪型やアクセサリーも大切な要素です。
男女ともに髪をきちんとセットすることで、清潔感がアップします。
また、アクセサリーも華美になりすぎない上品なものを選ぶと良いでしょう。
過去の交際歴や婚活歴、居住地、家族構成などプライバシーに関わることをずけずけ聞くのはマナー違反とされています。
また、自分のことばかりを一方的に話したり、逆に自分のことをまったく話さなかったりという極端な態度もNGです。
適度な会話のキャッチボールができるように心がけましょう。
上記以外の注意点として、下記の3点が挙げられます。
仮交際開始から1ヵ月程度が経過したら、真剣交際に移行するかどうかを検討します。
真剣交際に進みたい場合は、カウンセラー経由で先方の気持ちを確認しつつ、直接相手に伝えましょう。
真剣交際から半月程度が経過したら、プロポーズをするかどうか検討します。
迷うときはカウンセラーに相談するのも一つの方法です。
お互いの結婚の意思が確認できたら、勇気を振り絞ってお相手にプロポーズしましょう。
以上、成婚までの一連の流れを詳しく見てきました。
結婚相談所での婚活がどのように進むのかを知っておくことで、実際に入会した後もスムーズに活動を行うことができます。
まずは自分に合う結婚相談所と出会うために、無料相談を受けて成婚への一歩を踏み出しましょう!